早稲田はネグレクト金取り虫大学だった
僕は早稲田大学の商学部を卒業して、サラリーマンをしています。
そんな社会人という立場、つまり学生とは少し距離を置いて早稲田という大学に入った事の意味を振り返ると
早稲田って結局
『ネグレクト金取り虫』
だったという事です。
ネグレクト(英: neglect)とは、児童虐待、障害者虐待、高齢者虐待のひとつ。子供に対するネグレクトは育児放棄(いくじほうき)、育児怠慢(いくじたいまん)、監護放棄(かんごほうき)とも言う。また、ペットの飼育放棄(しいくほうき)に対しても指すことがある[1]。 wikipediaより引用
それはどういう事か。
早稲田に入るまで
実は僕、早稲田大学に入るまでに二浪しているのです。
二浪!?!?…!?
と衝撃を受ける方もいるかと思いますが実は早稲田で二浪は少人数ではありますが実は居るんです。
三浪は化石レベル、二浪は隠れミッキーレベルで早稲田に跋扈しています。
さすがの二浪の僕が衝撃を受けたのは30浪のオジサンが居たことです。
でもこの数行だけで早稲田って何でもありじゃね!?
ってなりませんか?
当時引きこもっていた僕にとってそんな早稲田大学という場所なら僕の居場所があるのではないか、と思うようになりました。
やっとの想いでたどり着いた早稲田…しかし
現役のストレートで早稲田に入れなかった僕にとって、やっとの想いで掴んだ早稲田への切符。
そんな早稲田生活きっと楽しくなるに違いない!
と息巻いていた僕。
しかし入学してから3ヶ月後。
そこに居たのは死んだ魚のような目をして、早稲田に入学した事で燃え尽きている自分しか居なかったのです。
おまけに4年間で400万円を超える高い授業料を払っているのに授業に行かなくても誰も注意してきません。
そう、もうお気づきですね。
早稲田は何もしてくれません!!!
もう一度言います。
早稲田は何もしてくれません!!!
ネグレクト、つまり育児放棄する親と同じなのです。
しかし、5歳で育児放棄されたならまだしも、自調自考できるお年頃。
『自分でこの大学生活を変えなければならない!』
もうもはや防衛本能のようなモノが頭を駆け巡りました。
2年間も引きこもって、石にかじりついて、夜中に吐きながら勉強して入った早稲田がこんなクソつまんない大学だなんて認めたくなかった。
そこからは自分でサークルを作ったり、1週間もの間食費を1日100円に限定して生き延びる合宿をしたり、早稲田王で優勝したり、赤ふんどしを履いて踊ったり、単位を取ったり。
少し普通の人とは違った方向性ですが、死んだ魚の目をして死んだように生きていた僕は、生きてるように生きるようになりました。
なんとなくサークルに入って、なんとなくロータリーで紺碧の空を歌って、なんとなく早大生になったと勘違いしていた僕は僕自身の嘘に打ち勝ったのです。
そこからは早大生はどうとか、周りの目はどうとか、そんなのが一切気にならなくなって早稲田に通うのがとても楽しくなったことを覚えています。
ここまでを振り返って思う事は改めて早稲田はネグレクト金取り虫大学であるという事です。
何もしなくても学費はかかります。
それでも、誰も何も言ってきやしないです。
だからこそ、自分で考える事で自分の道を切り拓くチャンスが多い大学だと思います。
大学生なんてネグレクトされるくらいでいいんですよ。
変に手厚い世話を受けて、同じ考えで均質化された人ばっかりの大学なんて行く意味無いですもん。
だから早稲田に入った意味があるんです。
なんか変な事を初めてみんながみんな
「それはいけないよ!」
だなんて言ってくる奴らばっかだったらその大学クソつまんなくないですか?
早稲田はネグレクト金取り虫大学で良いんです。
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年間400万じゃないですよね、訂正した方がいいと思います。4年間で、ですよね
ご指摘ありがとうございます!
直ちに修正いたしました。
助かりました。