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若い内にインドに行ったほうが良い理由
タイ、フィリピン、ベトナム、インド、韓国などを中心にこの2年間は旅をしてきました。
そんな僕が行ってよかったと心から思える国は間違い無くインドです。
インドと聞いて何を思い浮かべるでしょうか。
そうですね、カレーですね。
この国はまじやべえですよ。
ええ、まじやべえです。
毎日カレーが出てきます。
一週間目でさすがに嫌になったのでカレー以外を求めて
色んな料理
を食べよう!
と思ってインドのビュッフェに入りました。
するとそこにあったのは、ペースト状の液体がいくつもの銀の器に入ってひしめき合っていました。
嫌な予感がして匂いを嗅ぐ僕。
女の勘は当たるといいますが、インド一週間目になっていた僕の食に対する勘はその境地に達していました。
そう。
そこにあったのは
色んな料理ではなく
色んなカレーだったのです。
インドまじやべえです。
インドにいる限りカレーの呪縛から逃げる事はレベル3のコラッタで四天王ワタルのカイリューを倒すくらい無理な挑戦ってもんです。
そう、インドに行けばあらゆる場面で
日本ってすげえってなるんです。
タイとかでも日本ってすげえって感じますが、インドではその比にならないくらいのレベルで日本ってすげえってなります。
てか、日本ってすげえっていうより、
インドやべえ
ってなるんです。
あらゆる状況で自分を試される国です。
なぜ若い内にインドに行くべきなのか
数日前から1人でインドを東西横断しています。
めっちゃ騙そうとしてくるインド人をかき分け、西インドのムンバイを経てタージマハルへ。そういえばインドにも金曜の高田馬場ロータリーらしきところが。
こっちは何故か後光射しててきれい。 pic.twitter.com/ktlk8cYav2— けんちゃん (@kenji_nishie) 2017年5月4日
なぜ、僕が若い内にインドに行くことをオススメするのかというと日本から比較的そこまで遠くないアジアという国の中で最もRPG性を感じるからです。
ここまで話をしたとおりインドはまじやべえです。
毎日カレーだし、トイレットペーパーも無いし、電車切符買わずに乗る奴ばっかだし。
もう数えたらキリが無いくらいにインドは日本の常識が通用しないです。
このあり得ない状況に対して自分がどのような選択をするのが最適なのかという事を常に考えて行動しないと、インドでの旅を続ける事はできません。
例えば電車に乗るのも一苦労します。
切符に書いてある時間に電車が来る事はまずありません。
ですが、我々日本人的感覚だと決まった時間に電車が来てることが当たり前なので不安になります。
こういった状況になった時には
1近くのインド人に聞いてみる
2駅員に聞いてみる
3タクシー移動に切り替える
4節約の為にバイクタクシーでの移動に切り替える
5その他
などなど、様々な選択肢が迫られます。
しかも、これのどれかを達成しないと目的地には付けないわけです。
避けて通ることは不可能。インドまじやべえです。
つまり、インドに来れば強制的にRPGの主人公になれるのです。
いや、ならざるをえない
のです。
日本で慣れ親しんだ選択を繰り返し行うよりも
インドで限られた情報の中で未知の選択肢を選ぶという経験を人生の早い段階で行う方が良いです。
それにこういった少し無謀な旅っていうのはもし選択肢を間違えたとしても若さによる体力で乗り切ってしまえる事もあるのです。
インドで過ごした不安な夜、電波も繋がらず地元の人にもらった地図を頼りに乗る電車、モノが盗まれるのが怖くて寝れない寝台列車、インドに居ると不安で仕方ないけど、明日はどんな事が待っているんだろうというワクワクが止まらないです。
インド旅行する前に!
インドオススメスポット
デリー
まずデリーの空港に着いたらコンノート・プレイスに行くべきです。
グーグル・マップで確認すると分かるように円形のカタチをしたこの場所はデリーの中心地なので、ここで一休みして目的地を決めるのも良いです。
ちなみにコンノートプレイスには二つほどインド映画を上映している場所があるので、歌って踊る不思議なインド映画の謎展開に巻き込まれたい若人はぜひ観よう。
ジャマー・マスジット
イスラームの休日にあたる金曜に集団礼拝が行われるのを見ることが出来る。
しかもニューデリーやオールドデリーなどの街を一望できるスポットでもあるので、インド人の宗教を肌に感じながらデリーの街並みを目に焼き付けたい時にはオススメです。
タージ・マハル
もう有名過ぎて書こうか迷うレベルの超有名スポットです。
世界一美しい墓として有名です。
シャー・ジャハーンが愛する妃の為に作った全部が白い大理石の墓です。
ちなみにこのタージ・マハルのすぐ裏にヤムナー川が流れているのですが、その川を挟んで向かい側にシャー・ジャハーンは自分の墓を黒い大理石で作ろうとしました。
しかし、途中で皇位を狙う三男に幽閉されて叶わぬ夢になったという話を知りながらヤムナー川の向かいを見るとまた違った視点で楽しめると思います。
インドに行く際の準備
予算
若い人で贅沢をしないでインド人の庶民の匂いを感じながら旅をしたいならば
2800円×旅の日数
がオススメです。
安ホテルかドミトリーなら1000円以下!
食事は一日三食で700円前後!
水は一日100円前後!
あとは観光の際の移動費や観光費などで1000円前後
このくらいあれば十分にインドでの旅を楽しむことが出来ます!
やっす!!!
季節
インドは常に暑いだけの国では無い。
主に雨季、乾季、暑季の3つに分けられます。
6月〜9月。特にこの時期の南インドではモンスーン(季節風)が雨をもたらすので観光は避けたほうが無難。
まあでも正直雨なんか関係ねえわ!っていう気合のある若者こそインドに行くべきなのかもしれない。
10月〜2月。この時期はデリーあたりでは冷え込む可能性もあり毛布が必要なときもあるほど。
北部の山岳地帯では零下何十度にもなる。
3月末〜5月まで。年間で最も気温が高くなる。デリーでは40度を超すこともある。ちなみにこの時期にデリーに行ってiPhoneについている天気予報を見ると、気候「ほこり」という日本ではまずあり得ない表示が出て非常に面白い。
持ち物
・パスポート
・現金
・クレジットカード
・航空券
・海外保険証
・顔写真
・衣類
・防水機能の靴(突然の雨に)
・トイレットペーパー(インドの公衆トイレにはまず設置されていない)
インドで気をつけるべきこと
野犬に注意
犬にきちんと予防接種を受けさせている日本と比べると、インドの犬はほったらかしも同然です。
もちろん予防接種など、受けさせているわけもないので狂犬病のウィルスを保有している可能性があります。
くれぐれも野犬は近づかないようにしましょう。
ちなみに狂犬病の致死率は99.9パーセントです。
過去に発症して助かった人は数人しかいません。
発症したらほぼ間違いなく死ぬと言っても良いでしょう。
やっぱりインドは、やべえです。
ぼったくり
インドの中にはアーグラーというボッタクリが多発している地域があります。
ここはタージマハルなどもあるインドの主要な観光スポットです。
タージマハルはテロ対策の為に大きな荷物を持って入ることができないので、ホテルに荷物を預けるなどをしなければなりません。
それを逆手に取って
「荷物を預かるよ〜」
などと巧みに声をかけてくるインド人も居るが、そいつらには預けないで
絶対に予約した宿に預けるようにしよう。
カレー
冒頭でも書きましたが、もうひたすらカレーが出てきます。
カレーの次はカレー、そのまた次もカレー。
食べ慣れているインド人ならともかく胃の弱い日本人からすると一週間も居れば、衛生面も相まってお腹を壊す事必至です。
旅が終わる頃には道端に転がっている犬のフンまでカレーに見えました。
まあ嘘なんですけど。
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