今回は身の回りにいる特殊能力者のハナシ
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特殊能力者とは
昔、僕のバイト先にいわゆる「変な人」の事を「特殊能力者」と呼ぶ上司の方が居ました。
そのバイト先にはアイドルの卵、バンドマン、ノベルライターなど普通のバイト先ではありえないくらい濃いメンツが揃っていました。
学生はたった僕1人。
果たして、こんなところに僕が居ていいのかと思い思い切って上司に
「なんで僕を採用したのですか?」
と言うと
「君がカーテンの代わりに布団のシーツを使っていた話を聞いて特殊能力者だと思った」
と言われました。
実は、そのバイトに採用された頃はちょうど早稲田に引っ越したてで、僕はカーテンを購入しておらず外から中が丸見え状態だったので、適当に布団のシーツで隠していました。
僕にとっては引っ越ししたばかりで何もないので、
ナチュラルにカーテンを使用していただけ。
それを面接で話ししたらなぜかハマったんです。
ラッキー採用というやつで、そのいわゆる特殊能力者たちの中にポツンと普通の学生の僕が入る形になりました。
↑特殊能力者と聞いてすぐに家でやっちまいました。
特殊能力者がよくやるあの手の構図で「ハッ!」って。
何も起こらなかったです
そう僕は紛れもない普通の人間だったのだ。
どうやらその上司の方はバイト先には
“特殊能力者”
しか集めないとの事だったので、この特殊能力者たちに囲まれ
これからどんな日々が始まるんだろうか、と期待と不安がないまぜになった僕。
特殊能力者は強烈な不幸体験によって生み出される
その上司の方によると
特殊能力者はなんらかの不幸体験をしているそうです。
(ニコニコしながら言っていたのでコワカッタヨ…)
貧困、離婚、挫折、DV、事故、病気etc…
その他大小問わず様々な不幸体験をしているそうです。(失礼な話ですが笑)
確かに変な人って掘れば掘るほどなんらかのエピソードを持ち合わせているように思います。
共通するのは、その特殊能力者たちは何らかの方法でその不幸体験を克服している・克服しようとしている・気にしていない、のどれかに当てはまるという事です。
つまり、その不幸体験を物ともしない&それをナチュラルに行うような人。
普通の人なら不幸で終わるんですが、いわゆる特殊能力者たちはその不幸をむしろネタに昇華して笑って話すという傾向が強い。
特殊能力者は自覚症状が無い
ある日僕は気づいたんです。
そもそも変な人って自分が変だなって気付くわけなくね?
そう、自分にとっては当たり前の事が周りの人にとって変に映ってしまうだけなのです。
だって自覚症状があったらそれを治すでしょう。
自分で「私って変なんです!」っていっちゃう系サブカル女子を見てると
「いや、お前全然変じゃねえし!!!」
って突っ込んじゃうんですけど、たしかに特殊能力者たちは自分の事を変って言わないです。
本当にナチュラルにやばい人たちなんですよね。
身の回りの特殊能力者たち
僕の身の回りの特殊能力者たちを紹介します。
今回は
人を幸せにする特殊能力者たちと人を不幸にする特殊能力者たちで分けてみました。
人を幸せにする特殊能力者たち
・Mr.留年君
・妖怪ツボ浅いマン
・30浪マン
人を不幸にする特殊能力者たち
・年中お怒り姐さん
・絶対この位置どかないマン
・自分はこうだったからあなたそうしてオジサン
このように特殊能力者は人を幸福にする事が可能な一方、人を不幸にする可能性だってあるわけです。
というわけで、自分では変だと思ってないけど、周りの人に変な人だって認定されがちな人はその能力が人を幸せにしているのか不幸にしているのかを知るべき。
そうすれば、自分の幸福度と、身の回りの人の幸福度も変わってくるのではないでしょうか?
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