僕が浪人するかしないか悩んだ時に大切にした事

浪人するかどうか悩んでいる君へ

毎年この時期になると受験の事を思い出す。

良い年してまだ受験の成功体験を引きずっていると指摘されればその通りかもしれない。

でも、それ以上に僕は2年もの間浪人生活をしていたのでおそらく普通の人よりも思い入れが強い。
もうきっと遺伝子レベルで組み込まれているのではないかというレベルで受験の事を思い出す。

僕は一年間もの浪人生活の末に早稲田大学に合格する事が叶わなかった。

しかし、僕は2浪する事を決めた。
その決断の際に大切にした事を列挙し、受験生の一助になるようにしたい。
良い年しても、受験の時に苦しんだ自分だからこそ、悩んでいる君に向けて。
でもオ◯◯ーにしたくないので、ツイートもしない。
あくまで読みたい受験生は読めば良い。

浪人に関しての最終決定権は誰にあるのか確認しよう

まずはそもそも浪人をする事が可能なのかという大前提を確認した方が良い。

浪人に関しては予備校に行くには100万円以上かかるのが相場だ。

金銭的対立だけならば、宅浪という選択肢で親を説得できる場合もあるだろう。

僕の家庭は裕福では無かったので、自分で宅浪してなんとか親に納得してもらっていた(本当は2浪には納得していなかったけど…)

親との対立と金銭的問題

親との対立に関しては金銭的な問題が関係する場合が多いと思う。

その対立に関しては先ほど宅浪の選択をする事により回避できるだろう。

それ以外の要因で、対立するのならば大抵は親の世間からの目だろう。

その上で君に志望校に行きたい強烈な想いがあるのなら
絶対に説得した方が良い

というのも
上記の類の親は基本的に都合が良い。
君がそこそこ世間的に名のしれた大学に合格した瞬間に
態度が豹変するだろう。

受験は誰の為のモノ?

ここまで読んでみて外的要因だけが障壁な場合はクリアした前提で。

つまりここからは君が本当にその大学に行きたいのかという君自身の問題だ。

君が受験生として頑張ってきて、
結果的に志望校に落ちたのだろう。

そもそも受験って誰のためのモノなのか、という話だが

言うまでもなく受験は君の為のものだ。

君が一生その学歴を、運命を、カルマを背負っていくんだ。

だから、親の問題とは別にして、君自身が浪人するかどうかを決定するんだ。

19歳の春、もしあの時の親に反対されていたまま受験勉強を諦めていたら
僕はずっと後悔の念に追われていただろう。

周りは君に興味が無い

君が思っている以上に周りは君に興味が無い。
その事に関して強く認識した方が得だ。

というのもこの事が分かると無駄なプライドが全部無くなる。

周りは君に興味が無いのだから、それを抜きにして
浪人するかどうか悩めば良い。

僕も現役生の時は模試の欄に書いてある浪人生を馬鹿にしていた。

馬鹿の集まりだと思っていたし、自分なら受かるに決まっていると思っていた。

でも現実はそんな甘くない。

受験という社会の競争システムは実によく出来ていて
僕みたいな馬鹿はまんまと弾かれてしまった。

でも、日本に生まれた君はラッキーだ。

受験なんて一度や二度失敗しただけでは大した影響は無い。

僕は2浪したが、世間で言うところの一流企業に入れたと思う。
(それが幸せとは限らないが)

少なくとも就活という目線では浪人は不利ではない。

少し話しが逸れたが、
君はいちいちあいつが浪人したとかで誰かを判断するのか?

しないに決まっている。
そんなもんだよ、浪人なんて。
誰も興味無いんだから。

浪人する事と就活に関して

浪人するかどうかを決めるにあたって
浪人が就活に悪影響を与えるかどうかというのは
君が気になる非常に重要なファクターだ。

結果から言うと、
浪人は就活に非常に大きな影響を与える。

あれ?さっきと言ってる事ちがくね?
となってるかもしれない。

これの意味する所は
浪人して偏差値の高い大学に行った方が良い会社に入れる。

「少なくとも就活という目線では浪人は不利ではない。」

というのと矛盾するものではない。

上記を纏めると、
一旦偏差値の高い大学に入れば
浪人したかどうかはさほど就活に影響は無いという事だ。

上記の事を頭に入れた上で浪人をするか判断するべし。

2浪して早稲田大学に入学した僕の例

たまに僕のところに本当にしょうもない人から質問が来ることがある。

それは「浪人すると早稲田で楽しめませんか?」

という下品な質問だ。

これに対する答えは

「君次第」

だ。

僕の周りでは多浪した事に大して非常にコンプレックスを抱えてしまい
自信の無いコミュニケーションしか取れず、
まったく大学生活を楽しめない人が居た。

なんというもったいない現象なのだろうか。

一方の僕の話をすると多浪したことを武器にしていた。

というのも多浪している事を伝えるとみんな少し前まで受験生だったので
いい意味でいじられるのだ。

推薦の人からしたら二浪なんて未知との遭遇だろう。

良くも悪くも目立つのだ。

それを逆手にとって、相手の警戒心を低くした上でコミュニケーションを取れた。

特に早稲田は半分まではいかないが浪人生が多いので
特段いじめのたぐいはない(というか大学生にもなっていじめはダサい…)

何か言ってくる人も特段居なかった。

ところで、君はこの記事を最後まで読んでしまったのか。

という事はつまりそんだけ志望校に行きたかったんだろ?

もう一度目指してみないかい?

 

 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

自由なサラリーマンになる為のライフハック情報を発信中。 受験ブログが受験ブログランキング1位になり著書『引きニートコミュ障、偏差値28から早稲田に行く』を出版。 LINEスタンプ『お寿司ですが何か?』『意識低い系キリン』なども発売中。

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