早稲田大学国際教養学部・キングオブうどんさんの合格体験記

ペンネーム

キングオブうどん

現役or浪人

1浪

出身高校

香川県立丸亀高等学校

学部

国際教養学部

早稲田合格体験記

はじめに

この合格体験記はマジでクソなので見ないほうが良いです。もっと有意義なことに時間を使ってください。でも美しい合格体験記ばかりある中でこういう心の底からクソみたいなスッカスカの体験記が1つくらいあってもいいかなと思って書きました。

宅浪記

2016年2月26日。

現役で早稲田に全落ちした後、香川と徳島の県境にあるド田舎の山の中で自宅浪人することを選んだ。

やる気はあった。手帳に緻密な勉強計画を書き込み、成績を伸ばす自分を想像した。浪人すれば余裕だと信じて疑わなかった。

7時半に起きて、勉強して、昼飯食って、筋トレして、また勉強して、晩飯食って、寝る前に暗記物して、0時に寝る。

完ぺきな生活だと思っていた。これを1年間余裕で続けられると思っていた。

しかし現実は違った。

誰とも喋らない日々。1度も家に出ない日々。

人間の社会的性質に反する生活は、俺の精神を蝕んでいった。

最初こそ、1日中勉強する日もあったが、徐々に全く机に向かわなくなっていった。

前髪は鼻までかかり、髭は無造作に生えていた。完全にニートになっていた。

夏が明けた9月には、焦燥感と自己嫌悪で寝られなくなった。

このまま勉強しなかったら、確実に落ちる。

自分の怠惰さに失望した俺は、現実逃避をするように四六時中パソコンに噛り付いた。

寂しい。

誰かと繋がりたい。

そう思い、2chに立てたスレッドの数は、浪人後半の半年だけで1000を超えただろう。

「【悲報】ワイ宅浪無勉、もう人生終了だと咽び泣く」

こんなスレを立てては、見知らぬ誰かとレスで煽り合いをした。それだけが、生きていると実感できる瞬間だった。

18年の人生の中で、最も退廃的な生活だった。端的に言って終わっていた。

毎日同じ生活を繰り返していると、脳みそが溶けてゆく感じがする。そして、時間が過ぎるのがとてつもなく速い。

そのうち、一瞬で年が明けた。

もう無理だと悟った。

全落ちだ。

..まあ、ええか。

受験が終わったら自殺しよう。

そう、決めた。

2浪するのは現実的に考えて無理だった。親からも2浪はするなと言われていたうえ、自分も更に1年この家で過ごすのは絶対に嫌だった。予備校に行く経済力などなかった。高卒で働くのはプライドが許さなかった。

だから自殺と言う選択肢しか見えなくなった。

しかし、心の底では、死にたくない、大学に受かりたいと思う自分もいた。

それは当然だ。

いい大学に受かれば、少なくとも4年間はそれなりにまともな生活は保障されるのだから。

だから、早慶マーチで受かる可能性が1%でもあると思ったところを全部出願した。高校時代から英語だけ得意だったため、主に英語の配点が高いところを出した。

受験料は計46万円になった。高校の頃から貯めていた貯金は0になった。

2017年2月13日。

この日は第1志望の早稲田国際教養の受験日だった。

試験は国語、日本史、英語、英語リスニングの順であった。

全ての科目が終わった後、不合格を確信した。

早稲田に受かるとしたら英語の配点が最も高いここしかないと思っていた為、ここが駄目だということはすなわち早稲田全落ちを意味した。

帰路の東京メトロ早稲田駅。

東西線がホームに入ってくる。

..ああ、俺は来週、ここに飛び込んで死ぬんだな。

俺の命もあと1週間か。

そう思いながら、止まった電車に乗り込んだ。

1週間後、2月21日。その後の受験日程をこなし、国際教養の合格発表の日がやってきた。

心を無にして電話をかける。

「….オメデトウゴザイマス..」

?!

早稲田に受かった。

・最後に

受験は無慈悲だ。

勉強を放棄した俺が受かって、俺の何百倍も勉強したであろう人が簡単に落ちていった。

ただ俺にも勝因はあったと思う。それは英語が得意だったということだ。はっきり言って受験英語の才能はあったから高校時代から成績は良かった。それが武器となって、私立文系入試で勝つことが出来たのだろう。要するに私文では圧倒的に英語が重要である。

結論: 宅浪はやめとけ

読んでくださりありがとうございました。

模試の結果

【2016 第1回全統マーク模試】

【2016 第2回全統マーク模試】

【2016 第3回全統マーク模試】

【2016 早慶オープン】

 

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ABOUTこの記事をかいた人

リベラルで自由なサラリーマンである『リベリーマン』になる為の情報を発信中。 受験ブログが受験ブログランキング1位になり著書『引きニートコミュ障、偏差値28から早稲田に行く』を出版。 LINEスタンプ『お寿司ですが何か?』『意識低い系キリン』なども発売中。

4 件のコメント

  • 「勉強を放棄した俺が受かって、俺の何百倍も勉強したであろう人が簡単に落ちていった。」

    その通りだと思いました。「努力は人を裏切らない」みたいな根拠のないことを言っている体験記より何倍も良い体験記だと思います。

    • 「受験前に追い込みをかけずに勉強をサボった人は落ちる」という思い込みをぶち壊しているところも好きです。

      • 努力って受かって初めて努力と言えるものなのなもしれないので、言葉ってのはつくづく個人で受け取り方に抽象性があるよね(だから言葉なんだけども)
        受験生にも色んなタイプがいる事がよくわかります。

        • 自分がどんなタイプかっていうのは自分自身が一番よくわかっているものなので、周りに流されず惑わされず、時にはアドバイスも無視しても自分が納得できるやり方でやっていくことが大事ですよね。

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